しばらくすると、がさがさと木の枝が動いて、しげみの中から、思いもよらぬひとりの老人があらわれました。
ねずみ色の背広に、ねずみ色のとりうち帽子をかぶった、しらがあたまの老人です。
背中をまるくして、ステッキにすがって、草むらの中を、とぼとぼと、むこうへ歩いていきます。
しばらくすると、がさがさと木の枝が動いて、しげみの中から、思いもよらぬひとりの老人があらわれました。
ねずみ色の背広に、ねずみ色のとりうち帽子をかぶった、しらがあたまの老人です。
背中をまるくして、ステッキにすがって、草むらの中を、とぼとぼと、むこうへ歩いていきます。