楽屋にいた大ぜいのものが、ひとりも老人を見ていないのです。
では、客席のほうへまぎれこんだのかと、円形の馬場をひとまわりしてみましたが、見物席にもそれらしいすがたは見えません。
怪老人はテントの裏口へはいったかと思うと、そのまま消えてしまったのです。
楽屋にいた大ぜいのものが、ひとりも老人を見ていないのです。
では、客席のほうへまぎれこんだのかと、円形の馬場をひとまわりしてみましたが、見物席にもそれらしいすがたは見えません。
怪老人はテントの裏口へはいったかと思うと、そのまま消えてしまったのです。