俊一君は、いまわしい悪魔を見ているのではないかと、うたがいました。
それは、じつに、とほうもないものでした。
ゆらぐ水の中をすかして見るので、たしかにそうだとはいいきれませんが、それはべらぼうに大きな、ほとんど池いっぱいの人間の顔のように見えました。
俊一君は、いまわしい悪魔を見ているのではないかと、うたがいました。
それは、じつに、とほうもないものでした。
ゆらぐ水の中をすかして見るので、たしかにそうだとはいいきれませんが、それはべらぼうに大きな、ほとんど池いっぱいの人間の顔のように見えました。