空は、どんよりと曇っていましたが、その白っぽい雲の中へ、五色の玉が、スーイ、スーイとのぼっていくのです。
マユミさんは、あまりのうつくしさに、まぼろしでも見ているのではないかと、びっくりしましたが、よく考えてみると、それは色とりどりのゴム風船のようでした。
がけの下で、風船屋がそそうをして、つないであった糸がきれて、ぜんぶの風船が、空へ飛びあがったのかもしれません。
空は、どんよりと曇っていましたが、その白っぽい雲の中へ、五色の玉が、スーイ、スーイとのぼっていくのです。
マユミさんは、あまりのうつくしさに、まぼろしでも見ているのではないかと、びっくりしましたが、よく考えてみると、それは色とりどりのゴム風船のようでした。
がけの下で、風船屋がそそうをして、つないであった糸がきれて、ぜんぶの風船が、空へ飛びあがったのかもしれません。