ふたりは四十面相が、そとからやってくるとばかり思っていたのです。
四十面相は、美術室のガラス窓を、音のしないようにひらくと、ひょいと窓わくの上にとびあがり、そのそとにとりつけてあるといをつたって、さるのように身がるに、大屋根にのぼっていきました。
かれは大屋根なんかにのぼって、いったい、どうするつもりなのでしょう。
ふたりは四十面相が、そとからやってくるとばかり思っていたのです。
四十面相は、美術室のガラス窓を、音のしないようにひらくと、ひょいと窓わくの上にとびあがり、そのそとにとりつけてあるといをつたって、さるのように身がるに、大屋根にのぼっていきました。
かれは大屋根なんかにのぼって、いったい、どうするつもりなのでしょう。