「きみは、恐ろしい顔をしているが、心はやさしいんだね。
よしよし、じゃあ、いつかまた、きみのやっかいになるときがあるかもしれないよ。
ポケット小僧は、人間に話しかけるようにそんなことをいって、しばらく虎の頭や首をなでていましたが、四十面相が、朝のさんぽから帰ってきて、みつかるとたいへんですから、いそいで奇面城の洞窟のほうへ、ひきかえすのでした。
「きみは、恐ろしい顔をしているが、心はやさしいんだね。
よしよし、じゃあ、いつかまた、きみのやっかいになるときがあるかもしれないよ。
ポケット小僧は、人間に話しかけるようにそんなことをいって、しばらく虎の頭や首をなでていましたが、四十面相が、朝のさんぽから帰ってきて、みつかるとたいへんですから、いそいで奇面城の洞窟のほうへ、ひきかえすのでした。