杉本さんは、その一つの戸だなのガラス戸をあけて、高さ十五センチぐらいの、黒っぽい金属の仏像を、うやうやしく取りだして、部屋のまん中のテーブルの上におきました。
「これが、わたしの宝物だよ。
ぞくに推古仏といって、今から千四、五百年まえにつくられた観音さまだ。
杉本さんは、その一つの戸だなのガラス戸をあけて、高さ十五センチぐらいの、黒っぽい金属の仏像を、うやうやしく取りだして、部屋のまん中のテーブルの上におきました。
「これが、わたしの宝物だよ。
ぞくに推古仏といって、今から千四、五百年まえにつくられた観音さまだ。