夏目漱石 『坊っちゃん』 この仲間外れの男は袴だけはつけているが、後鉢巻は倹約して、抜身の代りに、胸へ太鼓を懸けている。 太鼓は太神楽の太鼓と同じ物だ。 この男がやがて、いやあ、はああと呑気な声を出して、妙な謡をうたいながら、太鼓をぼこぼん、ぼこぼんと叩く。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア