この少年は、日ごろから、つくり話がうまく、また、その話しかたが、じつに、じょうずでしたが、こんどは、つくり話ではありません。
ひと晩、うちに帰らなかったうえ、これほどひどいけがをして、子どもには、とてものぼれないような高い木の上に、ひっかかっていたのですから、だれも幸ちゃんの話を、うそだと思うものはありませんでした。
巨人の腕に、つかみあげられたときは、目がまわって、気をうしなってしまったが、ふと、目を開くと、高い空を、ヒューッ、ヒューッと、風のように、とんでいることがわかったそうです。
この少年は、日ごろから、つくり話がうまく、また、その話しかたが、じつに、じょうずでしたが、こんどは、つくり話ではありません。
ひと晩、うちに帰らなかったうえ、これほどひどいけがをして、子どもには、とてものぼれないような高い木の上に、ひっかかっていたのですから、だれも幸ちゃんの話を、うそだと思うものはありませんでした。
巨人の腕に、つかみあげられたときは、目がまわって、気をうしなってしまったが、ふと、目を開くと、高い空を、ヒューッ、ヒューッと、風のように、とんでいることがわかったそうです。