その夕がた、分署長の波野警部補は、トキワ館の近くに用事があったので、その帰りにトキワ館にたちよって、応接間で主人と話しこんでいました。
「なんどいっても同じことだが、こんなふしぎな事件は、生まれてはじめてですわい。
貨物列車のまん中の、一両だけが消えてなくなるなんて。
その夕がた、分署長の波野警部補は、トキワ館の近くに用事があったので、その帰りにトキワ館にたちよって、応接間で主人と話しこんでいました。
「なんどいっても同じことだが、こんなふしぎな事件は、生まれてはじめてですわい。
貨物列車のまん中の、一両だけが消えてなくなるなんて。