わるものが白犬をつかまえて、黒い、ほそいひもか、針金でしばり、自分はあの森の、いちばん高い木のてっぺんにのぼって、ふたりが通りかかるのを待ちかまえていたのです。
そして上からひもを引っぱって、白犬をつりあげて見せたのです。
だから、井上君にもノロちゃんにも、巨人の腕は見えなかったはずです。
わるものが白犬をつかまえて、黒い、ほそいひもか、針金でしばり、自分はあの森の、いちばん高い木のてっぺんにのぼって、ふたりが通りかかるのを待ちかまえていたのです。
そして上からひもを引っぱって、白犬をつりあげて見せたのです。
だから、井上君にもノロちゃんにも、巨人の腕は見えなかったはずです。