あの列車が、支線のさいしょの駅を出発したのは午後七時ですからね。
そのとき封印をきって、錠をねじあけるのですが、たとえば、ぼくならぼくが、井上君がしのびこんだあとで、貨車の戸をしめ、錠や封印の紙を、もとのようになおして、ちょっと見たのではわからないようにしておくのです。
井上君は、三号車にはいるときに、長い、じょうぶなワイヤロープのまるめたのを、かついではいるのです。
あの列車が、支線のさいしょの駅を出発したのは午後七時ですからね。
そのとき封印をきって、錠をねじあけるのですが、たとえば、ぼくならぼくが、井上君がしのびこんだあとで、貨車の戸をしめ、錠や封印の紙を、もとのようになおして、ちょっと見たのではわからないようにしておくのです。
井上君は、三号車にはいるときに、長い、じょうぶなワイヤロープのまるめたのを、かついではいるのです。