その夕方、小学校六年生のふたりの少年、高橋君と丸山君とが、お堂の中の通路を歩いていました。
もう、うすぐらくなっているので、おまいりの人もみんな帰ってしまい、ガランとしたお堂の中には、ふたりの少年のほかには人の姿もないのでした。
しかし、人間はいなくても、人間とおなじ大きさの金色の仏像が、いくえにも、かさなりあって、かぞえきれないほど立ちならんでいるのです。
その夕方、小学校六年生のふたりの少年、高橋君と丸山君とが、お堂の中の通路を歩いていました。
もう、うすぐらくなっているので、おまいりの人もみんな帰ってしまい、ガランとしたお堂の中には、ふたりの少年のほかには人の姿もないのでした。
しかし、人間はいなくても、人間とおなじ大きさの金色の仏像が、いくえにも、かさなりあって、かぞえきれないほど立ちならんでいるのです。