もう、うすぐらくなっているので、おまいりの人もみんな帰ってしまい、ガランとしたお堂の中には、ふたりの少年のほかには人の姿もないのでした。
しかし、人間はいなくても、人間とおなじ大きさの金色の仏像が、いくえにも、かさなりあって、かぞえきれないほど立ちならんでいるのです。
その何百という金色の仏像が、だまりこんで、身動きもしないで、夕やみの中にむらがっているようすは、なんともいえないぶきみさです。
もう、うすぐらくなっているので、おまいりの人もみんな帰ってしまい、ガランとしたお堂の中には、ふたりの少年のほかには人の姿もないのでした。
しかし、人間はいなくても、人間とおなじ大きさの金色の仏像が、いくえにも、かさなりあって、かぞえきれないほど立ちならんでいるのです。
その何百という金色の仏像が、だまりこんで、身動きもしないで、夕やみの中にむらがっているようすは、なんともいえないぶきみさです。