主人の片桐さんと、ふたりの書生が、美術室のまん中にいすをおいて、それに腰かけ、部屋の中をじろじろと見まわしていました。
いうまでもなく、恐怖王にねらわれている国宝の仏像をまもるためです。
片桐さんの子どもの一郎君とミヨ子ちゃんは、おかあさんといっしょに茶の間で、まだおきていました。
主人の片桐さんと、ふたりの書生が、美術室のまん中にいすをおいて、それに腰かけ、部屋の中をじろじろと見まわしていました。
いうまでもなく、恐怖王にねらわれている国宝の仏像をまもるためです。
片桐さんの子どもの一郎君とミヨ子ちゃんは、おかあさんといっしょに茶の間で、まだおきていました。