夏目漱石 『文鳥』 菫ほどな小さい人が、黄金の槌で瑪瑙の碁石でもつづけ様に敲いているような気がする。 嘴の色を見ると紫を薄く混ぜた紅のようである。 その紅がしだいに流れて、粟をつつく口尖の辺は白い。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア