夏目漱石 『文鳥』 文鳥は身を逆さまにしないばかりに尖った嘴を黄色い粒の中に刺し込んでは、膨くらんだ首を惜気もなく右左へ振る。 籠の底に飛び散る粟の数は幾粒だか分らない。 それでも餌壺だけは寂然として静かである。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア