しかし三重吉の云ったように、自分の顔を見てことさらに鳴く気色はさらになかった。
自分の指からじかに餌を食うなどと云う事は無論なかった。
折々機嫌のいい時は麺麭の粉などを人指指の先へつけて竹の間からちょっと出して見る事があるが文鳥はけっして近づかない。
しかし三重吉の云ったように、自分の顔を見てことさらに鳴く気色はさらになかった。
自分の指からじかに餌を食うなどと云う事は無論なかった。
折々機嫌のいい時は麺麭の粉などを人指指の先へつけて竹の間からちょっと出して見る事があるが文鳥はけっして近づかない。