もう九時を過ぎていました。
研究室に閉じこもっている遠藤博士が、ちょっと茶の間へ行って、お茶をのんで、ひと休みしてから、また研究室へもどるために、廊下を歩いていますと、助手の木村青年と行きあいました。
木村助手は博士を見ると、びっくりしたように、たちどまって、
もう九時を過ぎていました。
研究室に閉じこもっている遠藤博士が、ちょっと茶の間へ行って、お茶をのんで、ひと休みしてから、また研究室へもどるために、廊下を歩いていますと、助手の木村青年と行きあいました。
木村助手は博士を見ると、びっくりしたように、たちどまって、