その部屋には、ずっと、だれもいず、電灯だけがついていたのですが、しばらくすると、むこうがわの壁の左のはしにあるドアがあいて、ひとりの上品な老人がはいってきました。
正一君は知りませんでしたが、それは主人の松波博士なのです。
いま、研究所から帰ってきたのかもしれません。
その部屋には、ずっと、だれもいず、電灯だけがついていたのですが、しばらくすると、むこうがわの壁の左のはしにあるドアがあいて、ひとりの上品な老人がはいってきました。
正一君は知りませんでしたが、それは主人の松波博士なのです。
いま、研究所から帰ってきたのかもしれません。