夏目漱石 『文芸の哲学的基礎』 しかし道具はどこまでも道具で、意志があらわれるから道具も尊くなる。 例えば徳利のようなものであります。 徳利自身に貴重な陶器がないとは限らぬが、底が抜けて酒を盛るに堪えなかったならば、杯盤の間に周旋して主人の御意に入る事はできんのであります。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア