江戸川乱歩 『大金塊』 不二夫君はそんなことまで考えて、毛布の中で身をちぢめているのでした。 広いおうちの中は、あき家のように、しいんと静まりかえっています。 ただ、まくらもとの置き時計の秒をきざむ音が、コチコチ、コチコチ鳴っているばかりです。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア