ほんとうをいいますと、その箱は昔の千両箱よりもずっと大きく作ってあったのですが、ふたりの少年は、そこまでは気がつかないのです。
それから、ふたりは何本もマッチをすって、むちゅうになって、このおびただしい箱の山を見まわしていました。
やがて、またしても、不二夫君がとんきょうなさけび声をたてました。
ほんとうをいいますと、その箱は昔の千両箱よりもずっと大きく作ってあったのですが、ふたりの少年は、そこまでは気がつかないのです。
それから、ふたりは何本もマッチをすって、むちゅうになって、このおびただしい箱の山を見まわしていました。
やがて、またしても、不二夫君がとんきょうなさけび声をたてました。