あたかも肉眼で遠景を見ると漠然としているが、一たび双眼鏡をかけると大きな尨大なものが奇麗に縮まって眸裡に印するようなものであります。
そうしてこの双眼鏡の度を合わしてくれるのがすなわち沙翁なのであります。
これが沙翁の句を読んで詩的だと感ずる所以であります。
あたかも肉眼で遠景を見ると漠然としているが、一たび双眼鏡をかけると大きな尨大なものが奇麗に縮まって眸裡に印するようなものであります。
そうしてこの双眼鏡の度を合わしてくれるのがすなわち沙翁なのであります。
これが沙翁の句を読んで詩的だと感ずる所以であります。