小林君は、まず右のほうへいってみることにして、壁をつたうようにして、しずかに歩いていきました。
もしこのとき、小林君が右ではなくて左のほうへいったならば、そこに、じぶんがいれられていたのとおなじような、鉄ごうしの牢屋が、いくつもならんでいて、その中に、玉村銀一君などが、とじこめられているのを、みつけだしたでしょうが、そのときは、はんたいの方角へ、歩いていったのです。
そして、そのかわりに、もっともっとおそろしいことに、ぶつかってしまったのです。
小林君は、まず右のほうへいってみることにして、壁をつたうようにして、しずかに歩いていきました。
もしこのとき、小林君が右ではなくて左のほうへいったならば、そこに、じぶんがいれられていたのとおなじような、鉄ごうしの牢屋が、いくつもならんでいて、その中に、玉村銀一君などが、とじこめられているのを、みつけだしたでしょうが、そのときは、はんたいの方角へ、歩いていったのです。
そして、そのかわりに、もっともっとおそろしいことに、ぶつかってしまったのです。