かれが一足歩くたびに水は足からひざ、ひざからもも、ももから腰、腹、胸と、のぼってきて、いまは水面から首が出ているばかりになりました。
それでもまだ、とまりません。
やがて、首も水の下にかくれてしまい、あとには、ブクブクとあぶくが浮きあがってくるばかりです。
かれが一足歩くたびに水は足からひざ、ひざからもも、ももから腰、腹、胸と、のぼってきて、いまは水面から首が出ているばかりになりました。
それでもまだ、とまりません。
やがて、首も水の下にかくれてしまい、あとには、ブクブクとあぶくが浮きあがってくるばかりです。