淡谷さんの庭には、近所のめじるしになるような大きなしいの木がそびえています。
そのしいの木は、上のほうでふたまたにわかれ、一方の枝が、ずっと横のほうにのびています。
その太い枝に黒いつなをむすびつけ、つなのはじを大屋根までわたしておいて、四十面相はそれにすがって、とびおりたのです。
淡谷さんの庭には、近所のめじるしになるような大きなしいの木がそびえています。
そのしいの木は、上のほうでふたまたにわかれ、一方の枝が、ずっと横のほうにのびています。
その太い枝に黒いつなをむすびつけ、つなのはじを大屋根までわたしておいて、四十面相はそれにすがって、とびおりたのです。