江戸川乱歩 『赤い部屋』 併し誰一人之れに答えて批判の口を開くものもなかった。 そこには、ただ薄気味悪くチロチロと瞬く蝋燭の焔に照らし出された、七人の上気した顔が、微動さえしないで並んでいた。 ふと、ドアのあたりの垂絹の表に、チカリと光ったものがあった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア