江戸川乱歩 『赤い部屋』 無論私達は一斉に席から立上った。 併しああ何という仕合せなことであったか、射たれた女は何事もなく、ただこれのみは無慚にも射ちくだかれた飲物の器を前にして、ボンヤリと立っているではないか。 「ワハハハハ……」T氏が狂人の様に笑い出した。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア