江戸川乱歩 『恐ろしき錯誤』 ……越野はあの時、僕の荷物を肩に担いで走りながら、ふと一人の男に擦れ違ったのだった。 が、ハッと思って振返ると、もうその男は、沢山の弥次馬の中へまぎれ込んで、姿が見えなかった相だ。 越野はその男の名前を知らせて呉れたが、君はそれが誰れだったと思う。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア