江戸川乱歩 『恐ろしき錯誤』 僕はそう思うと、『坊や、坊や』と子供を呼んでいる母親の声が、あの世から聞えて来る様な気がした。 君、これはきっと、浮ばれぬ妙子の魂が、どっかから、僕の胸へ囁いたんだね。 『坊や、坊や』という妙子の声を想像すると、突然僕は烈しいショックに打たれた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア