江戸川乱歩 『恐ろしき錯誤』 北川氏は二時間余りも、汗でベトベトになって歩き続けていた。 ふと、時計を見ると、夏の日はまだ暮れるに間があったけれど、時間はもう夕食時を過ぎていた。 彼は漸く我に返った様に、今度は方向を定めて歩き出した。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア