その様子が如何にも変だったので、おれは母親の立っていた場所へ行って、母親の見つめていた方角を見た」
「君、そこに何があったと思う。
その方角には、若い杉の樹立が茂っていて、葉と葉の間から、稲荷を祭った小さなほこらがすいて見えるのだが、そのほこらの後に、何だかチラチラと赤いものが見えたり隠れたりしているのだ。
その様子が如何にも変だったので、おれは母親の立っていた場所へ行って、母親の見つめていた方角を見た」
「君、そこに何があったと思う。
その方角には、若い杉の樹立が茂っていて、葉と葉の間から、稲荷を祭った小さなほこらがすいて見えるのだが、そのほこらの後に、何だかチラチラと赤いものが見えたり隠れたりしているのだ。