でも僅に残っていた理性がやっと私を踏み止まらせました。
やがて、待ち兼ねた犠牲者が、私の隠れていた繁みのすぐ前までやって来ました。
私は矢庭に飛出して、用意の細引をうしろから、兄の――その私と少しも違わないふたごの片割れ――の首へまきつけると、死もの狂いで締めつけました。
でも僅に残っていた理性がやっと私を踏み止まらせました。
やがて、待ち兼ねた犠牲者が、私の隠れていた繁みのすぐ前までやって来ました。
私は矢庭に飛出して、用意の細引をうしろから、兄の――その私と少しも違わないふたごの片割れ――の首へまきつけると、死もの狂いで締めつけました。