内気者で、友達も少かった弟は、自然書斎に引こもっている時間が多いのでした。
細いペンでこくめいに書かれた日記帳からだけでも、そうした彼の性質は十分うかがうことが出来ます。
そこには、人生に対する疑いだとか、信仰に関する煩悶だとか、彼の年頃にはたれでもが経験するところの、いわゆる青春の悩みについて、幼稚ではありますけれど如何にも真摯な文章が書きつづってあるのです。
内気者で、友達も少かった弟は、自然書斎に引こもっている時間が多いのでした。
細いペンでこくめいに書かれた日記帳からだけでも、そうした彼の性質は十分うかがうことが出来ます。
そこには、人生に対する疑いだとか、信仰に関する煩悶だとか、彼の年頃にはたれでもが経験するところの、いわゆる青春の悩みについて、幼稚ではありますけれど如何にも真摯な文章が書きつづってあるのです。