江戸川乱歩 『百面相役者』 やがて、芝居は型の如くクライマックスに達し、カタストロフィに落ちて、惜しい大団円を結んだ。 時間のたつのを忘れて、舞台に引きつけられていた僕は、最後の幕がおり切って終うと、思わずハッと深いため息をついたことだ。 劇場を出たのは、もう十時頃だった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア