ただみょうに思われたのは、せっかく買いいれた猛犬のジョンが、このさわぎに姿をあらわさないことでした。
もし、ジョンが加勢してくれたら、まんいちにも、賊をとりにがすようなことはなかったでしょうに。
二十面相が、やっとわなをはずして、起きあがったときには、手に手に懐中電燈を持った追っ手の人たちが、もう十メートルの間近にせまっていました。
ただみょうに思われたのは、せっかく買いいれた猛犬のジョンが、このさわぎに姿をあらわさないことでした。
もし、ジョンが加勢してくれたら、まんいちにも、賊をとりにがすようなことはなかったでしょうに。
二十面相が、やっとわなをはずして、起きあがったときには、手に手に懐中電燈を持った追っ手の人たちが、もう十メートルの間近にせまっていました。