江戸川乱歩 『怪人二十面相』 おかあさまのまぶたの裏には、どこともしれぬまっくらな地下室に、ひとりぼっちで泣きじゃくっている壮二君の姿が、まざまざとうかんでいました。 今晩の十時さえ待ちどおしいのです。 たったいまでも、仏像とひきかえに、早く壮二君をとりもどしてほしいのです。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア