江戸川乱歩 『怪人二十面相』 左門老人には、一年もたったかと思われるほど、長い長い時間のあとで、やっと、十二時がうちました。 真夜中です。 明智はときどき、板戸ごしに、室内の刑事に声をかけていましたが、そのつど、中からハッキリした口調で、異状はないという返事が聞こえてきました。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア