小林君は赤帽のあとを追って、かけだしていくのを見おくりますと、名探偵と辻野氏とは、肩をならべ、さもしたしげに話しあいながら、地下道をぬけて、東京駅の二階にある鉄道ホテルへのぼっていきました。
あらかじめ命じてあったものとみえ、ホテルの最上等の一室に、客を迎える用意ができていて、かっぷくのよいボーイ長が、うやうやしくひかえています。
ふたりがりっぱな織り物でおおわれた丸テーブルをはさんで、安楽イスに腰をおろしますと、待ちかまえていたように、べつのボーイが茶菓を運んできました。
小林君は赤帽のあとを追って、かけだしていくのを見おくりますと、名探偵と辻野氏とは、肩をならべ、さもしたしげに話しあいながら、地下道をぬけて、東京駅の二階にある鉄道ホテルへのぼっていきました。
あらかじめ命じてあったものとみえ、ホテルの最上等の一室に、客を迎える用意ができていて、かっぷくのよいボーイ長が、うやうやしくひかえています。
ふたりがりっぱな織り物でおおわれた丸テーブルをはさんで、安楽イスに腰をおろしますと、待ちかまえていたように、べつのボーイが茶菓を運んできました。