二十面相のかくれがを知る手がかりはまったくありません。
おとといは、賊の部下が紙芝居屋に化けて、ようすをさぐりに来ていたが、もしやきょうもあやしい人物が、そのへんをうろうろしていないかしら。
そうすれば、賊の住み家をさぐる手だてもあるんだがと、一縷の望みに、たびたび二階へあがって表通りを見まわしても、それらしい者の影さえしません。
二十面相のかくれがを知る手がかりはまったくありません。
おとといは、賊の部下が紙芝居屋に化けて、ようすをさぐりに来ていたが、もしやきょうもあやしい人物が、そのへんをうろうろしていないかしら。
そうすれば、賊の住み家をさぐる手だてもあるんだがと、一縷の望みに、たびたび二階へあがって表通りを見まわしても、それらしい者の影さえしません。