それは黒っぽい金属でできた、高さ十五センチほどの小さい仏像ですが、ショーウィンドーのまんなかに、りっぱな台にのせて、さもだいじそうに、かざってあるのです。
木下少年は、その紳士の顔を、しばらく見ていたかと思うと、なぜか、びっくりしたように、いきなり、ひじで島田少年のわき腹をつきました。
島田君がおどろいて、目をあげますと、木下君の二つの目が、まんまるに見ひらかれ、いまにも、まぶたから飛びだしそうになっていました。
それは黒っぽい金属でできた、高さ十五センチほどの小さい仏像ですが、ショーウィンドーのまんなかに、りっぱな台にのせて、さもだいじそうに、かざってあるのです。
木下少年は、その紳士の顔を、しばらく見ていたかと思うと、なぜか、びっくりしたように、いきなり、ひじで島田少年のわき腹をつきました。
島田君がおどろいて、目をあげますと、木下君の二つの目が、まんまるに見ひらかれ、いまにも、まぶたから飛びだしそうになっていました。