二少年は、よつんばいになると、石やれんがのゴロゴロした地面を、ジリジリと用心ぶかく、はいすすんで、やっと、怪紳士の消えた入り口のようなところに、たどりつきました。
島田君は右がわ、木下君は左がわの、こわれたかべぎわに、身をふせ、からだをかくして、れんがのこわれたあいだから、目だけをだして、建物の奥をのぞきました。
ろう人形は、十メートルほどむこうのれんがのかべの前に、こちらをむいて、立ちはだかっていました。
二少年は、よつんばいになると、石やれんがのゴロゴロした地面を、ジリジリと用心ぶかく、はいすすんで、やっと、怪紳士の消えた入り口のようなところに、たどりつきました。
島田君は右がわ、木下君は左がわの、こわれたかべぎわに、身をふせ、からだをかくして、れんがのこわれたあいだから、目だけをだして、建物の奥をのぞきました。
ろう人形は、十メートルほどむこうのれんがのかべの前に、こちらをむいて、立ちはだかっていました。