江戸川乱歩 『透明怪人』 社の用事で、港区の屋敷町をあるいていた時です。 両がわとも長いコンクリート塀のつづいた、さびしい場所でした。 もう夕方のことで、赤い日ざしが、右がわのコンクリート塀を、いっぱいに照らして、あるいているぼくの影が、そこにうつっているのです。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア