しかし、少年たちは、そんなことは、すこしも知らないのですから、ただ、あてずっぽうに、足のむくほうへと、あるいてゆきました。
ひとりは町の右がわを、ひとりは左がわを、というふうに、手わけをして、キョロキョロあたりを見まわし、ことに、地面には、するどい目をそそぎながら、すすむのです。
町かどをいくつもまがって、一キロほどあるいたとき、右がわの少年が、とつぜん、ハッとしたように立ちどまりました。
しかし、少年たちは、そんなことは、すこしも知らないのですから、ただ、あてずっぽうに、足のむくほうへと、あるいてゆきました。
ひとりは町の右がわを、ひとりは左がわを、というふうに、手わけをして、キョロキョロあたりを見まわし、ことに、地面には、するどい目をそそぎながら、すすむのです。
町かどをいくつもまがって、一キロほどあるいたとき、右がわの少年が、とつぜん、ハッとしたように立ちどまりました。