だが、そこには別に恐ろしいものがいる訳ではなく、ただ文目もわかぬ闇があるばかりであった。
天井も左右の壁も、板を重ねた上に黒布が張ってあるらしく、針の先程の光もささぬ如法暗夜である。
目の前に何かムラムラと煙のようなものが動いたり、ネオン・サインのように鮮かな青や赤の環が現われたり消えたりした。
だが、そこには別に恐ろしいものがいる訳ではなく、ただ文目もわかぬ闇があるばかりであった。
天井も左右の壁も、板を重ねた上に黒布が張ってあるらしく、針の先程の光もささぬ如法暗夜である。
目の前に何かムラムラと煙のようなものが動いたり、ネオン・サインのように鮮かな青や赤の環が現われたり消えたりした。