何も見えぬ黒暗々の中に、この世のたった一つの生きもののように、白い骨が浮き上って、ポツンと胡坐をかいている有様は、怖いというよりも、異様に謎めいて不気味であった。
だが、二人が立止って見ているうちに、妙なことが起った。
骸骨がスーッと立上ったのである。
何も見えぬ黒暗々の中に、この世のたった一つの生きもののように、白い骨が浮き上って、ポツンと胡坐をかいている有様は、怖いというよりも、異様に謎めいて不気味であった。
だが、二人が立止って見ているうちに、妙なことが起った。
骸骨がスーッと立上ったのである。