江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 藍色に青ざめているけれど、美しい顔だ。 桐の木に彫刻をして、胡粉を塗り、塗料を塗り、毛髪は一本一本植えつけ、歯は本当の琺瑯義歯を入れるという、この生人形というものは、いつの世、何人が発明したのであろう。 顔の小皺の一本まで、生けるが如き生々しさ。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア