江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 何かツーンと痺れるような感じが、小池助手の背筋を這い上った。 二人は柵を越えて、無言のまま中に入り、膝を没する雑草を踏み分けて、荒屋の上に上って行った。 そして、先ず博士が古蚊帳の裾に手をかけると、それをソッとまくり上げた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア