江戸川乱歩 『悪魔の紋章』 幽霊が小池助手の声で呶鳴った。 ただ追い廻していたのでは、相手は真黒な保護色の怪物だから、急に捉える見込みはないと悟って、咄嗟の機智、彼は首吊り幽霊の衣裳をつけ、長髪の鬘を冠って、人形に化けて敵の虚を突いたのであった。 小池助手は得意であった。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア